風林火山の女たちという本を見つけたので、早速購入してみました。
著者は中津攸子(なかつゆうこ)さんという方だそうで、 今まで文献等で拝見したことがなかったのでネットで検索してみたら、 山梨県立図書館で先月講演なさってたみたいで、 知ってたら、なんとかして行ってみたかったのに残念でした。。 たくさん本も出されていて、歴史家さんではなく、作家さんのようです。 それにしても、ここまで武田関連の姫さまたちをまとめた本はなかなかないと思います。 そういう意味ではとても貴重。 目次がてら紹介してみると以下の通り。 ただ、人物の登場が時代列ではなく、 少々わかりづらいので、()で私なりの人物紹介をしてみます。 武田信虎の側室・今井夫人(のちに御西様と呼ばれた。西昌院) 武田信玄の母・大井夫人(信虎の正室) 今川義元の妻・定恵院(信玄の姉にあたる) 武田信玄の正室・三条夫人(義信・龍宝らの母) 諏訪頼重の正室・祢々(信玄の妹) 武田勝頼の母・諏訪御料人(信玄の側室) 武田信玄の側室・油川夫人(盛信・菊姫・松姫の母) 木曽義昌の妻・真理姫(信玄の三女) 穴山信友の妻・南松院(信玄の姉で穴山梅雪の母) 北条氏政の妻・黄梅院(信玄の長女) 武田義信の妻・今川夫人(今川義元の娘) 武田勝頼の妻・遠山夫人(勝頼の最初の正室で武田信勝の母) 秋山信友の妻・織田夫人(織田信長の叔母) 諏訪勝右衛門の女房(高遠城の戦いで潔く戦い戦死する) 勝沼信友の娘・理慶尼(信玄の姪=信玄の弟の娘) 武田勝頼の妻・北条夫人(北条氏政の妹) 徳川家康の側室・秋山夫人(穴山梅雪の養女で万千代を生み武田再興をはかる) 木曽義昌の母・木曽御料人(木曽義昌の謀反により殺される) 信玄の八男・小山田左衛門の妻(松姫と八王子へ逃れた香具姫の母。 信玄の八男は小山田信茂の娘に婿入りしている) 葛山信貞の娘・了然禅尼(信玄の孫。葛山信貞は信玄の六男にあたる) 穴山梅雪の妻・見性院(信玄の二女) 織田信忠の許婚・松姫(信玄の六女。諸説あり) 上杉景勝の室・菊姫(信玄の五女。諸説あり) 仁科五郎盛信の娘・豪姫(信玄の五男の娘。私のHPでは督姫として紹介) 武田関連史 武田氏関連系図 まだちゃんと読みきっていないんですけど、 読み物としては詳細です。 信玄をとりまく姫たちの紹介としては、1冊内でこれほど多く人物紹介をしている本はありません。 とても珍しく価値のある本ですので、武田の姫たちに興味のある方は必読でする♪ なお、信玄自身に関する記述はないです。(目次のまま) まさしく、私の「武田氏とそのゆかりの人たち」の同じテーマ本。 私もこんな本を書いてみたいな、って感じで。 (ま、私が書くとしたらまたちょっと違う形態になると思うけどね) でも、詳細なんだけど、文献に使えるような感じの本ではありません。 セリフがあるために、読み物なのかな、という印象がぬぐえないし、 引用されているものの明示もないので、姫の法名が、何を参照されたのかはわかりません。 〜この作品は山梨県人会連合会発行の『富士の国』に平成十六年より連載したものです〜 とありました。「はじめ」「あとがき」などはなかったのが寂しいかな。 本を読んで、大体は知っていることだったんだけど、 一つ私が大きな誤まりをしていた!?と思うことが。 『信玄の八男・小山田左衛門の妻(松姫と八王子へ逃れた香具姫の母。 信玄の八男は小山田信茂の娘に婿入りしている)』 というのだけど、私、香具姫は、信茂の娘だとずっと思ってたんですよね。 これはいかんではないか、私。 香具姫が小山田信茂の娘と孫じゃ大違い。 それも信玄にとっても孫にあたる人物だったら、 そりゃ松姫も悩むことなく八王子に連れて行くでしょう。 ちょっとゆっくりと文献広げる時間がないんだけど、またちゃんと調べてみようと思ってます。 私にとってある意味、課題図書でございました。 ![]() |
| 躑躅ヶ崎の新館〜武田氏とそのゆかりの人たち・ブログ版〜 |
「武田氏とそのゆかりの人たち」のブログ版♪ 信玄の娘・松姫(新館御寮人)にちなんでブログは『躑躅ヶ崎の新館』と命名☆ 2009年は大河ドラマ『天地人』に登場する菊姫をバックアアップ♪気楽にやっていきます。
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